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京都大学技術イノベーション
事業化コース
OPEN TECHNOLOGY INNOVATION COURSE
若手事業推進者のための
京都大学技術イノベーション事業化コース
実践ワークショップ

CREATING
INNOVATION
IN KYOTO

OPEN TECHNOLOGY INNOVATION COURSE

本コースについて

ABOUT

国内市場の成熟化、ビジネスの急速なグローバル化を背景に、「これまでにない何か」を形にして事業を作り出すことが求められています。起業家にとって、社会の課題を発見し、新しい技術やアイデアなどを用いて解決する方法を見出せば、大きな事業機会の獲得につながります。また多くの企業にとって、自社だけでなく大学など外部の技術やアイデアを組み合わせて素早くビジネスとして市場に展開する能力は重要なテーマです。本コースは、京都大学の知・研究成果の事業化をテーマに、社会の課題を実際の京都大学の知・研究成果を用いて解決する事業創出のプロセスを進め、最終的に事業プランを作成・提案していただきます。私達は、新しいものは、異質な価値観を持つ人と議論する中から生まれると考えます。今後、ビジネスリーダーとして新規事業の立ち上げに関わる方だけでなく、全ての事業推進に関わる方にとって役に立つ経験になると思いますので、ぜひ、ご参加ください。
本コースは、京都大学と京都大学100%出資のVC子会社である京都大学イノベーションキャピタル株式会社による京都大学の知・研究成果の事業化を推進・支援するプログラムの一部を構成しています。

本コースの特色

FEATURES
01

実績ある仮説創出・検証プロセス

着眼がユニークで、現状の制約条件にとらわれない大胆なアイデアを創出するための実績あるプロセスを適用します。
トレンド解析
  • 未来年表
  • TurningPoint
    分析
  • 事業機会を大きく捉える
  • 将来の社会を展望する
ビジネス仮説
  • Ideation
  • Enabling
    Technology探索
  • ビジネスの構想(発散)
  • ビジネスを可能にする技術シーズの探索
仮説検証
  • Prototyping
  • LeanCanvas
  • ユーザー視点での検証
  • ビデオ作成等プロトタイプ及びリーンキャンパス活用
  • 専門の研究者による知見の活用
事業化
  • DemoDay
  • リアルかつシビアなビジネス化の追求
  • 実際の事業化に向けたフォロー開始
02

各種実践手法の体得

専門家のファシリテーションにより、未来年表、リーン・キャンパス、ビデオプロトタイピング等、すぐに・繰り返し活用できるビジネス仮説創出手法・顧客ニーズ検証手法を体得します。
IMPACT
FEASIBILITY
大胆さと実現可能性の両立
  1. 未来年表
  2. 機会発見
  3. アイディエーション
  4. テクノロジー探索・マッチング
  5. ビデオプロトタイピング
  6. リーンキャンパス
  7. デモディでのエコシステムへのプラグイン
03

豊富な起業実績

これまで30社を超える実際の起業実績があり、様々な領域で新たな価値を創造しています。
外部ベンチャーキャピタルからの本格的な資金調達に成功した企業、大企業に会社を売却してEXITに成功した企業を数多く輩出してきています。
また、経済産業省J-Startupへの選定、総務省・NICT主催「NICT Entrepreneurs' Challenge 2Days 起業家万博」における総務大臣賞(最優秀賞)受賞、国連ITU特別賞受賞など、数多くの受賞実績を誇っています。こうした起業の実績は、マスメディアにも取り上げられています(日本経済新聞、日経トレンディなど)。

04

異業種ネットワーク

終了後もこのプログラムで培われた人的ネットワークは貴重なつながりとして生きていきます。
これまでハイテク、通信、金融、製造業、製薬等、数十社の民間企業からの参加があり、貴重な異業種交流の機会として活用いただいています。

05

京都大学による継続サポート

受講生の起業には、京大のインキュベーション施設の利用やギャップファンド等各種助成金へのアクセスをサポートします。
また、要件を満たせば、京大ベンチャーファンド等の投資対象になることも可能です。

2023年度秋期スケジュール

SCHEDULE

全7回
日時
会場 ※
プログラム ※

第1回 10月29日(日)13:00-17:00 京都大学国際科学イノベーション棟
  • – Introduction - Team Up
  • – 未来洞察 - テーマ検討
第2回 11月12日(日)13:00-17:00 京都大学国際科学イノベーション棟
  • – 機会発見
  • – シナリオ・ライティング
第3回
(土日2日間)
11月25日(土)13:00-17:00
11月26日(日) 9:00-17:00
京都大学国際科学イノベーション棟
  • – アイディエーション(課題×シーズ)
  • – シーズ探索
  • – Team Building
第4回 12月9日(土)13:00-17:00 京都大学国際科学イノベーション棟
  • – Prototyping講義
  • – Rapid Prototyping実習
第5回 12月23日(土)13:00-17:00 京都大学国際科学イノベーション棟
  • – ビジネスモデル構築
  • – Lean Canvas講義
  • – チーム作業 メンタリング
第6回 1月13日(土)13:00-17:00 オンライン開催(Zoom利用予定)
  • – プレゼンテーション
  • – メンタリング
第7回 1月27日(土)13:00-17:00 京都大学国際科学イノベーション棟
  • – Demo Day
  • 宿泊費等は自己負担です。
  • プログラム内容は状況により変更となる可能性があります。

実績

ACHIEVEMENTS
ENISHIA
EXAWIZARDS
BIOME
Rist
Regional Fish
Rutilea
BackTech
SQRIE

講師・メンターの紹介

TUTORS AND MEMTORS
木谷講師の写真

木谷 哲夫 講師きたに てつお

京都大学産官学連携本部 特定教授

東京大学法学部卒、シカゴ大学政治学博士前期課程修了(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA。日本興業銀行、メリル・リンチ(NY)、マッキンゼー、アリックス・パートナーズを経て現職。マッキンゼーでは、アソシエートプリンシパルを務め、金融機関・自動車・機械・ハイテク産業での新規事業戦略の立案・オペレーション改善に従事した。研究領域は企業戦略、ベンチャーファイナンス、リーダーシップ論。九州大学大学院客員教授、龍谷大学経済学部客員教授。大阪市特別参与、大阪府特別参与など歴任。著書に「成功はすべてコンセプトから始まる」(ダイヤモンド社)、「独裁力」(ディスカバー21)など。

田村講師の写真

田村 大 講師たむら ひろし

株式会社リ・パブリック共同代表、株式会社UNAラボラトリーズ共同代表

東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。日本初のデザイン思考に基づくイノベーション人材育成プログラム・東京大学i.schoolの創設者として知られ、現在は、地域や組織が自律的にイノベーションを起こすための環境及びプロセス設計の研究・実践に軸足を置く。著書に「東大式世界を変えるイノベーションのつくりかた」(早川書房)など。九州大学、北陸先端科学技術大学院大学で客員教授を兼任する。

古我講師の写真

古我 知史 講師こが さとし

ベンチャーキャピタリスト、京都大学産官学連携フェロー

ウィルキャピタルマネジメント株式会社代表取締役、アリストテレスパートナーズ株式会社代表取締役、県立広島大学大学院客員教授、龍谷大学客員教授。早大政経卒。シティバンク、マッキンゼーなどを経て、独立系ベンチャーキャピタリストとして累計70社を超えるベンチャー投資と事業育成現場に参画。アニコムホールディングス、卑弥呼、イオンペット、セルム、TOOなどの取締役を歴任・現任。九州大学大学院客員教授、衛星放送協会外部理事、FBNジャパン理事長、大阪府市統合本部特別参与、日本生物科学研究所評議員など歴任。著書に『リーダーシップ螺旋』(晃洋書房)、『着眼の技法』、『もう終わっている会社』(ディスカバー21)、『戦略の断層』(英治出版)、『アリストテレスの言葉』(東洋経済新報社)など。

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神尾 涼太 講師かみお りょうた

株式会社リ・パブリック ディレクター

明治大学文学部地理学科卒業、バルセロナ大学大学院SpatialPlanning&EnvironmentalManagement修士課程修了・カタルーニャ先進建築大学院大学(IAAC)DesignforEmergentFutures修士課程修了。バルセロナを拠点に、都市地理学の視点からハウジング・都市問題の研究を始める。同時に新興テクノロジーを用いた、未来の居住環境のプロトタイピング、デザインを専門にする。

遠藤メンターの写真

遠藤 礼子 メンターえんどう のりこ

京都大学工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター 招聘研究員

環境工学と公衆衛生の分野融合的なフィールドでグローバル、イノベーティブに活躍。前職Biobot Analytics(米国ケンブリッジ)では2017年よりスタートアップの一人目の社員として入社し、下水疫学に携わるデータ解析、フィールド調査、ビジネスディベロップメント等様々な業務に関わる。米国CDCとの契約獲得、TIME100 Most Influential Companies 2022選出、従業員100人に成長するなど見届ける。マサチューセッツ工科大学工学博士。2022年8月より現職。

新村メンターの写真

新村 和大 メンターしんむら かずひろ

一般社団法人スタートアップ・リーダーシップ・プログラム・ジャパン代表理事

京都大学経済学部経営学科卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。株式会社コードタクト取締役最高財務責任者、多摩大学大学院客員教授等を兼任。これまでに文部科学省官民協働海外留学創出プロジェクトプロジェクトオフィサー、株式会社Socket取締役、株式会社オモロワークス取締役などを歴任し、自身が経営するベンチャーを3度Exitした経験を持つ。創業期ベンチャーにおける戦略、財務、組織構築を強みとする。

水沼メンターの写真

水沼 未雅 メンターみずぬま みか

Craif株式会社 最高執行責任者、わたし漢方株式会社 取締役

京都大学薬学部卒業、東京大学大学院薬学系研究科にて博士号(薬学)取得、薬剤師。 大学院在学時に、ロレアル-ユネスコ女性科学者日本奨励賞、東京大学総長賞受賞。アストラゼネカ、マッキンゼーを経て2017年にわたし漢方株式会社を創業。2019年よりIcaria株式会社(現Craif株式会社)の最高執行責任者として、次世代リキッドバイオプシーの研究開発、事業開発、組織構築、資金調達などを推進。

山下メンターの写真

山下 麻亜子 メンターやました まあこ

株式会社ビビッドガーデン 取締役執行役員COO

京都大学法学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。マネージャーとして主に消費財・小売業 の全社戦略、新規事業立ち上げやオペレーション改善の案件を主導。社内の人材育成採用にも従事。2020年6月に株式会社ビビッドガーデンに入社。2021年2月より同社取締役として、事業戦略の策定や採用、組織設計など全社横断的に管掌。2022年5月より取締役執行役員COOに就任。

参加企業

PARTICIPATING COMPANIES

株式会社 産業革新機構
NKmedico
株式会社 サイバーエージェント
KPMG コンサルティング株式会社
野村證券株式会社
株式会社 ブライセン
株式会社NTT ドコモ
住友電気工業株式会社
ウシオ電機株式会社
大阪大学大学院
早稲田大学
任天堂株式会社
旭化成ファーマ株式会社
株式会社日新

名古屋商科大学大学院
同志社大学
ソーバル株式会社
大和ハウスパーキング株式会社
三菱リサーチ & コンサルティング株式会社
太陽グリーンエナジー株式会社
日立建機株式会社
有限責任 あずさ監査法人
野村ホールディングス株式会社
株式会社 東芝
京都リサーチパーク株式会社
京都大学研究者(医学・理学・農学研究科 等)
三菱重工業株式会社

株式会社 日立製作所
株式会社 日立システムズ
東京大学大学院
慶応義塾大学
京都大学大学院
有限責任監査法人トーマツ
京都産業大学
中央大学
東日本電信電話株式会社
太陽ホールディングス株式会社
千葉大学
サヴァナコンサルティング株式会社
(順不同)

株式会社 産業革新機構
NKmedico
株式会社 サイバーエージェント
野村證券株式会社
KPMG コンサルティング株式会社
株式会社NTT ドコモ
住友電気工業株式会社
ウシオ電機株式会社
大阪大学大学院
早稲田大学
任天堂株式会社
旭化成ファーマ株式会社
京都大学研究者(医学・理学・農学研究科 等)
名古屋商科大学大学院
ソーバル株式会社
大和ハウスパーキング株式会社
三菱リサーチ & コンサルティング株式会社
サヴァナコンサルティング株式会社
太陽グリーンエナジー株式会社

同志社大学
中央大学
日立建機株式会社
有限責任 あずさ監査法人
野村ホールディングス株式会社
株式会社 東芝
京都リサーチパーク株式会社
株式会社日新
株式会社 日立製作所
株式会社 日立システムズ
東京大学大学院
慶応義塾大学
京都大学大学院
有限責任監査法人トーマツ
京都産業大学
三菱重工業株式会社
株式会社 ブライセン
東日本電信電話株式会社
太陽ホールディングス株式会社
千葉大学
(順不同)

募集要項

APPLICATION GUIDELINE

募集人数 25名(最少催行人数 16名)
提出書類 作文(申込フォーム参照)※ 面接、履歴書をお願いする場合があります
参加費用 25万円(教材費含む・消費税別)、京都大学教職員・学生(京大以外も含む)無料
申込締切 2023年 10月15日(日)17時00分
発表 10月20日(金)17時までに合格者のみ通知予定

本研修において制作されたプレゼン資料その他の成果物の著作権その他一切の知的財産権は、主催者の意向に従います。
また参加企業及び受講生は成果物に関する著作者人格権を行使しないものとします。

共催: 京都大学産官学連携本部 イノベーション マネジメント サイエンス起業・教育部、京都大学イノベーションキャピタル株式会社
後援: 京阪神スタートアップ アカデミア・コアリション(KSAC)

パンフレットはこちら

本研修プログラムは、京都大学の学位を付与する正規教育課程ではなく、京都大学の教員がイノベーション・マネジメント教育充実の一環として、企画・提供するプログラムです。本コース終了時には、修了証を授与します。


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